ゆらり庵blog

 
つかれたらおいで、癒しがあるから。新しいこと始めたくなったらおいで、仲間がいるから。
語りたくなったらおいで、話を聞くから。「おかえりなさい」が、待ってる場所。--ゆらり庵

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 *おか*
近鉄の株主優待券をつかって旅に出る。
もちろん金券ショップで購入したものだが、旅は日常から離れ心を自由にしてくれる。

伊勢中川でお腹が空いたのでキオスクに入るとさすがマスヤのお膝下だけあって、いろんな種類のおにぎりせんべいシリーズがあって感動した。おにぎりせんべいをかじりながら次の列車待ち合わせをする。

列車は伊賀の美しい山林を抜けてゆく。
いつかこんなところで余生を送ることができたら素敵だろうなと思う。

乗ってくる人たちは忍者の末裔なのだろうか。心なしかみんな格好良く見える。




03:17 | 4.おかのくすり笑い | comments(1) | trackbacks(0) | ゆらり庵
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COMMENT









(葛籠重蔵は、伊賀おとぎ峠の庵室に帰って、世間との交渉を断った春秋を送った。)
 春の晴れた日に、野草を摘んできた家の妻に、こう教えることもあったであろう。
「それは、胃痛によい」
「名は、十王でございますね」小萩が答える。
「これは何でございましょう」
「三黄じゃ。利尿のほかには、あまり役にたつまい」
 そういう重蔵と小萩の上を、平凡な山里の歳月が流れていった。

 山の風霜は、庵の周囲のあらくれた自然を、容赦なく彫琢してゆく。それと同様峠の風霜にすれば、一たん人間の世界から離れた重蔵の心をも、岩や山肌の仲間とともに彫琢しはじめたのであろう。重蔵は、山容の中の地物の一つに化しはじめていた。小萩もまた、自分の夫の風ぼうを通りすぎてゆく山の風韻を、楽しいものに思えるようになっていた。
『梟の城』 | 2011/01/13 12:28 PM
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